項目コードNo.
|
検 査 項 目 名
|
27804
|
特異的IgE 黄色ブドウ球菌B
|
項目コードNo.
|
検 査 項 目 名
|
変更箇所
|
代替項目
|
一時中止項目
|
28116
|
F-PANEL(13項目) アトピー性皮膚炎
|
セット内容
|
黄色ブドウ球菌A
|
黄色ブドウ球菌B
|
黄色ブドウ球菌について・・・
黄色ブドウ球菌はブドウ球菌属の細菌で鼻粘膜や皮膚に存在しますが、健常者からは僅かしか検出されません。アトピー性皮膚炎患者の悪化時の病変部からは高率に黄色ブドウ球菌が検出されることが知られており、中でもエンテロトキシンA及びB産生株の検出率が高率であるとの報告があります。黄色ブドウ球菌の産生するエンテロトキシン(外毒素の1種)が症状の悪化に関与しており、スーパー抗原としての作用のほか、アレルゲンとして特異的IgEを介した反応を引き起こすとされます。
「黄色ブドウ球菌はアトピー性皮膚炎の90%において検出され、アトピー性皮膚炎の悪化因子となっている」とアトピー性皮膚炎診療ガイドライン2012に記載があり、黄色ブドウ球菌エンテロトキシンAやエンテロトキシンBに対する特異的IgEの測定結果は重症度評価や患者指導の目安として用いられています。 |