平成20年9月
 

新規受託項目と検査内容変更及び受託中止項目のお知らせ
 

 謹啓 時下益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
 平素は格別のお引き立てを賜り厚くお礼申し上げます。
 この度、標記項目において検査内容の見直しを行い、新規受託と内容変更及び受託中止を実施することといたしましたので、取り急ぎご案内いたします。
 先生方にはご不便をお掛け致しますが、事情をご賢察の上、何卒ご了承の程お願い申し上げます。

敬白
 

*************** 記 ***************
 
               ■検査内容変更期日
                 (注1)平成20年10月1日(水)受付分より
                 (注2)平成20年10月3日(金)受付分より
 
               ■受託中止期日
                 (注3)平成20年10月2日(木)まで
 
■新規受託項目
項目コード
No.
検査項目名
検査要綱
22002
HA抗体-IgG
検体量
血清0.3 ml
(注2)
容器
T1
保存
冷蔵
検査方法
CLIA
基準範囲
単位
陰性1.00未満
S/CO(シグナル/カットオフ値)
所要日数
4〜5日
22007
HA抗体-IgM
検体量
血清0.3 ml
容器
T1
保存
冷蔵
検査方法
CLIA
 
基準範囲
 
単位
陰性0.80未満
判定保留0.80〜1.20
陽性1.21以上
S/CO(シグナル/カットオフ値)
所要日数
4〜5日
 
 
■検査内容変更一覧
項目コードNo.
検査項目名
変更箇所
2145
シアル酸(SA)
基準範囲
報告桁数
検体量
所要日数
44〜71mg/dl
整数
0.5ml
4〜6日
45〜70mg/dl
少数1桁
0.3ml
2日
(注1)
33928
eGFR推算式
項目名称
項目コード
計算式
eGFR推算式
33928
下表参照
GFR計算式
33927
下表参照
32981
PSA-ACT
検査方法
CLIA
EIA
(注2)
基準範囲
3.4以下 ng/ml
1.1以下 ng/ml
備考
前立腺癌診断のカットオフ値としては7.0ng/ml以下が推奨されます
前立腺癌診断のカットオフ値としては5.5ng/mlが推奨されます
所要日数
4〜7日
4〜6日
58406
覚醒剤検査
保存
冷蔵
凍結

● eGFR(推算式)
 本検査におきまして、旧法のアメリカ人から求め日本人にあわせ補正したMDRD式から、2008年第51回日本腎臓学会で発表された日本人より算出したGFRの推算式に変更致します。

性別
新式
旧式
男性
194 X (血清CRE)-1.094 X (年齢)-0.287
0.741 X 175 X (血清CRE)-1.154 X (年齢)-0.203
女性
男性の計算式 X 0.739
男性の計算式 X 0.742


● シアル酸(SA)
 本検査におきまして、受託実績僅少のため検査内容の変更をさせていただきます。
 これに伴い、基準範囲、報告桁数、検体必要量、所要日数を変更致します。

【新旧二法の相関】
 
 
 
 
 
■検査中止項目・中止理由
項目コード
No.
検査項目名
中止理由
22000
HA抗体
現行試薬はIgG型及びIgM型をトータルとして検出しますがIgG型を特異的に検出する試薬に変更のため
 代替:22002HA抗体-IgG(新規項目)
(注3)
22005
HA抗体-IgM
HA抗体の試薬変更に併せて、HA抗体-IgMの測定試薬も変更のため
 代替:22007HA抗体-IgM(新規項目)
22125
HCV抗体(3rd)
RIA
Non-RIA試薬の採用のため
22125は検査案内未掲載項目です
 代替:22175 HCV抗体(3rd)/CLEIA法
 
以 上


08-0918





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福山臨床検査センター